斬SS 牛尾編つづき1

動いていた部屋も到着したらしく重めの扉が開いた。
そこは想像していた闘技場というより、リングに近い感じだった。
1階の昼のような明るさではなく、いかにもな感じの雰囲気で、
入り口には黒風の男が数人と、リングを囲むように料理の並ぶテーブルと黒いソファーが並び、
金を持っていそうなジジイとババア、時折若い奴が座っていた。給仕の少年が1人でくまなく動いている。
入り口の端には一段下がったステージがあり、ここから楽器の音が聞こえたらしい。
目にマスクをつけた肌着の女達が弾いていた。時折ずれた音が聞こえるがそのたびに
あえぎ声を出してまた狂ったように弾いている。とうめいな樹脂カバーのあるリングは天井まで続いており、
空気の逃げ道と思われる両端にある入り口金網ドアからは、叫び声が聞こえる片方の男は劣勢らしく、
見れないほど肌を削がれていた。しかし刀を放そうしない。「武器を落としたら負けさ」
野比が話してくれた。ここは一言で言うと悪趣味だった。こんな場所が、この街にあること不快になった。

高級そうな服を着こなす男が近づいてくる。「やあ連れてきたんだね」
「牛尾だ。いい線行きそうだろ?」「どうかな?。。目つきが甘いよまだまだ」
「だれだい?」「ここの仲介仲間よ・・それで今日は、あんたの武士の戦いでしょ?見せに来たのよ」
「お前らは特別だから見れるが、普通ならここのパス50万はするんだぜ」
おかしい・・なぜ俺程度で入れるのだ?「すこしまて・・」と野比がいうとすぐ試合が始まった。
「本日のオープニングイベントです!おなじみの手斧のマゼンタと、ルーキー鋭斬刀の刺々森です」
手斧の男はかなりの使い手という印象だった。観客の声も大きい。
ルーキーの方は中学生?学生服を着ていた。
「マゼンタはいい戦いをしていたからな・・」
「いやあいつは、お前の来ない間に移ったよ。。俺の選手はあっちの学生服のほうさ」
〜〜「餓鬼。。。せいぜい流儀を教えてやるわ。」
〜〜「ペッ!紙タバコはまじいな」 顔に紙タバコをつけられ止まった瞬間
仕掛けたのは学生服のほうだった。相当できる。斜めから一気に切りかかる。
しかし相手もわかっているのか、斧の矛先でとめ弾きそのままの勢いで、
顔面にけりかかった。だが・・リングが真っ赤になっている。
どうやら斧に刀がぶつかり落ちるあいだに刀を拾い持ち直して
伏せた姿勢のまま下腹から切断したようだ。
「みくびったな。。ウッブ・・こあああ!」 血を吐きながらまた切りかかった」が手首はすでになかった。
決着だ。

「鋭斬刀。。いい武器だろ?トリッキーなあいつには向いている武器(エモノ)だ」
「何戦目だよあいつ。。すごいな。。」


つづく
うわ(^ω^ )キッツい・・
書き直すので完成版と思わないでくれ
ワールドアパートのPVとかジャバの神殿想像してください
(この日記は「斬」と言うタイトルの少年漫画PSゲームソフトFinal Fantasy VIIに詳しい方が対象になっております。)