最強ジャンプのVol.3夏号ですぎたん復活!!
絶対チェックだ 発売日が分かったらまた更新します

エトセトラ
SS
鰯田が旧校舎に行くと
そこにはやはり、あの無差別カクゴ覚醒事件の『首落迷』がいた
「やっぱり 僕のもとへきたんだね…」
一度決めた芯が折れそうだ
罠と知っていても、どこか人を引きつける魔力がある
「いちど僕の劇薬で覚醒したから君なら」

慌ただしく男達が入ってくる
「いたな! ヘルメット小僧!!!」
皆スーツを着て上品ぶっているが、ヤクザより怖そうだ
「これは…ふふふ 今の怪我した僕じゃ勝てそうにない」
鰯田が気づかなかったが、首落の裏カクゴの末まけた傷は
半年やそこらでなおる物じゃなかったようだ
「よし決めた 僕をおぶって脱出させてよ てっぺんからの命令」
「てっぺんは兄貴です!!」
首落がカクゴのオーラを出した手を鰯田のほおに着けると
鰯田にふたたび 《カクゴ》の力がみなぎってくる


「ウガアアアアアア(なぜ顔にw)」
飛びかかって数人吹き飛ばす
「何だこのガキ ここまでカクゴの力を使えたのか」
すぐに起き上がった一人が話すと
その間に首落を抱きかかえる鰯田
「ちゃんと抱えないともう一度暴走させるからね」
次々 なぎ倒される黒服ども
「中々の大物 我が名刀で討ち取る」
なんと刀を抜く玄人風の黒服がいた
「爆発させた方が早いよ 鰯田」
「ウガウル?!(カクゴなんて久しぶりでそんな細かい事)」
「ごちゃごちゃと 二人まとめて斬らせて頂く」
なんとか一振り目をかわす二人


鰯田は首落を背負ったまま飛び上がって
高い場所に立つ
「ウガウガ(まともにやり合うなら闇暗くんでないと)」
「ううーんちょこざいな 波ッ!」
一振りで三回も斬られる台座
「どうやら達人クラスらしい ますます強化系カクゴでも難しい相手だ」
「ガガガ(ここで決めるしかない)」

ところがどう動くか迷っている鰯田
「足は動かないが 第二のカクゴ!!」
眼球型の爆弾をばらまく首落
数は以前より少ない
「これでは奴は倒せない 巨大な爆弾を作るんだヘル眼」
「ウガボン?! ルーガダボン(爆弾限定?! 一発で出来るかな)」
カクゴで湧き出る力を全身から腕に集める鰯田
「凄いセンスだ」
「きええええい」
相手の刃が迫る
しかし左に振り下ろした瞬間 彼の腕は吹き飛んでいた
「名付けるならギャリック砲だな 鰯田」