剣舞が森深い道を抜けると
川が近いのか、石や砂利がある所に出た
剣舞「はあはあ!と ついたぜ<村までもどれっかな・・>」
強い奴「・・・?」
ジャリ・・
剣舞「お前馬鹿だな さっきの赤い奴の技 てめえの足踏みが無いとできないんだろ」
花咲「そういうことを狙ってか ははは!! 無駄だ 私が居なくとも・・」
・・・シュ!
剣舞は怪我を負ってない片腕で思い切り
石を一掴み 敵に投げつけた 拍子を突いた為か
直撃して血を流している
強い奴「これがねらい・・?!うお!」
凄んでいるが 動揺している
剣舞「やはり顔なら血は流れるな お前のからくりわかったぞ」
強い奴「?!まさか」
剣舞「その体作り物だぜ」
強い奴「分かった所で この体重差だ」
鈍いと思われた強い奴は一気に詰め寄った
だが刀が重たい為か隙があり
剣舞「せっかくこの場所を選んだのに・・っと」
ガシ!ぐわんと うまく脇腹をつかんで
そのまま強い奴の体が持ち上がる”
ズドーン!
強い奴「ぐは!」
剣舞レスリングの技だ≪昨日TVでオリンピック見ててよかったぜ≫」
強い奴「てめ。。」
足を根元で抑えているので起き上がれない
グザ!! 相手の刀を使い止めを刺した
刺さった刀を抜き取るため強引に引きぬと<バサァ!> 肉じゅばんみたいな鎧を着てたらしい
どうやって作ったのだろう・・・と思うはずだろうが
剣舞「意外と楽勝だったな 花咲の所に戻ろう てか この剣片手じゃ重!」
自分の怪我や、戦いの恐怖より、花咲の事が気になっていた
剣舞はすぐさま彼女の元へ駆け戻った この時完全に死んだかを確かめなかった
絶山のミスで この後凄惨な事件を起こすこととなる
≪ジュルリ。。ジュルリ。。≫


花咲「大技が決まらない・・ヤッ」
近くの木の枝に幹に手をかけて飛び乗る
赤髪「よく飛ぶなだが、」
また粉をまき踵落としをすると
木の上まで火花が飛ぶ
うわっと 飛び降りる
花咲「(ジャケット少しこげた・・)さっきから何なのよ それ」
赤髪「特製の化合物 そこで死んでる奴らみたいに そこら中火事にするのは趣じゃない」
花咲「(小型の爆弾?よく分からないけど鎌倉時代なのに)その連中って
そういやさっきの火花で全員とどめ刺しちゃったじゃない
まだ何人か生きてたわよ 仲間じゃないの?」
赤髪「勝利が目的だ 何を躊躇うか・・」
花咲「こっちには都合がいいけど。。気に食わない!」
花咲の正拳突きが、かする
赤髪「感情で戦うなど 愚か者のすることだ」
すかさず両手でつかみ折ろうとするが
足で飛び上がり強引に逆に敵の手を傷める
相手もすぐにハイキックをつなげてきて
ガードは出来たが、痛み分けだ
花咲「流石に 疲れてきたわ」
そう喋りながらもブローと
足蹴りを連打する花咲
赤髪「(強い・・なら・・ない!勝ち手が!)」
花咲「えいりゃあああ」
赤髪「ぐふっ!」
これで決まったかと思う花咲
続く